S.K.

大学卒業後、新卒で郵便局に就職しましたが、「手に職をつけたい」「やりたいことをやりたい」という思いがずっと残っていました。

以前からカレーが好きで、「カレーで自分の店を持ちたい」という漠然とした夢が、「未経験でも独立支援を受けられる」という点に魅力を感じ、円相に応募しました。

飲食業界は全くの未経験だったので不安はありましたが、カレーに対する情熱と、自分の力を試したいという気持ちが強く、思い切って飛び込むことにしました。

エリックサウス八重洲店に未経験で入社後、2年で虎ノ門店の店長に就任しました。自分でも驚くほど早い段階で責任のあるポジションに就かせていただきましたが、「運が良かった」だけではなく、考えて行動した結果だと思います。

入社してから、とにかくお店のことを知る努力をし、スタッフとのコミュニケーションを密にとり、自ら能動的に動くことで、周囲の信頼を勝ち得てきましたし、頑張ればスキルをつけさせてもらえる環境だったので、貪欲にスキルを吸収しました。

それだけでなく、当時の社員の方に「円相のビジョン」を逐次示してもらい、それに対して自分がどうすべきか、何を求められているのかを常に意識することで、明確な目標に向かって進むことができたのも、大きなポイントだったと思います。

現在は虎ノ門店の店長として、調理、人員管理、ホール接客、店舗の売上管理、発注業務など、店舗運営全般を担当しています。エリックサウスというブランドで料理を提供することに誇りを持ち、お客様に喜んでいただけるよう、日々努力しています。

もともとカレーが好きで、エリックサウスに対しても憧れがあったため、いま実際にこのブランドの元で自分が料理を作り、お客様に提供しているということに、誇りとやりがいを感じていますし、自信にもつながっています。

また、円相に入社して驚いたのは、本当に色々な経歴の人が働いているということです。地元の栃木でアルバイトをしていたときは、基本的にバイト＝学生のような感じで、自分と似たような人とコミュニケーションを取ることが多かったのですが、円相に入社してその違いに驚きました。東京ならではなのかもしれませんが、学生だけではなく、様々なバックグラウンドを持った方が働いており、それぞれ話す内容や興味のあることが異なっていて、日々刺激を受けています。狭い世界にいては得られなかった出会いがあるのも、円相の魅力ですね。

スタッフのみんなの協力もあって店舗運営自体は比較的順調ですが、一方で課題もあります。

集客手法や在庫の最適化、売上の拡大など、まだまだ改善すべき点は多く、特に、在庫管理は、どの食材をどれくらいの値段で仕入れるか、どのように在庫を管理するかなど、考えることが多いです。

他にも、既存のお客様にどのようにアプローチしてより好きになってもらうか、新規客の獲得などのバランスもまだ足りていないので、今後も意識していきたいと思っています。

店舗のスタッフだけでなく、エリアマネージャーなどの上司も含めた全員で、どうやったら店舗がもっと良くなるのか、その中心に立って常に考え続けることが、店長としての私の今の役割だと感じています。

円相に入社して感じたのは、現場スタッフと上司（や本社）との距離が近く、良い意味でかしこまってないため、何事もやりやすい体制ができているということです。

一番近いマネージャーは、常日頃から目をかけてくれていますし、相談をした際のレスポンスもとても的確で、頼りになります。また、自分に対しての評価を変に隠さずストレートに伝えていただけるため、迷うことなく行動できるのもやりやすいと感じている理由です。

そしてもう一つ、円相は「チャレンジしやすい」環境であることも魅力だと思います。例えば、新しいメニューの開発や、店舗のレイアウト変更など、自分のアイデアを積極的に提案できる環境があります。

上司や先輩社員も、私の意見に耳を傾けてくれ、実現に向けてサポートしてくれます。どの方々も「型にはまらず」、「型にはめてこようともしない」ので、そこが自分に合っていると感じていますし、その懐の深さこそ、円相の最大の魅力だと考えます。