T.D.

飲食の仕事は長く続けていて、これからも飲食を続けていきたいというビジョンはありました。ただ、自分の好きなスパイスを学べる機会が一度は欲しいと考えていたんです。
それに、40歳という節目、子供が生まれたタイミングだったので、スキルを身につけたい思いが強くなり転職を決意しました。

最初はカレー屋の求人をひたすら探していて、何店舗かヒットしたんですが、大阪のカレー文化は独特で、色々な要素を混ぜたものが多い中で、エリックサウスのインドの伝統を受け継いだメニューに魅力を感じて、円相に応募しました。
その時の面接の担当者が明石さんだったんですが、話していて楽しいと感じたのも決め手でしたね。

いまはエリックサウス西天満店で店長をさせていただいていますが、入社当時から前職までの経験を活かして、積極的に意見を発信してきました。自分なりのアプローチで、できること、やるべきことを発信してきたからこそ、早い段階で店長という役割を任せていただけたと思っています。円相は発言したことをプラスに評価していただける環境なので、とても働きやすいですね。

また、エリックサウスではもともと取り扱っていなかったような「お酒」などの新メニュー提案も積極的に行っています。
カレー屋ということもあって、焼酎や日本酒のメニューは置いていなかったんですが、前職の経験からこれは必ずカレーに合うと思い、大阪ビジネスパークの店舗で焼酎のメニューを自分で作成しました。

カレー屋の業態は夜が弱いと言われますが、オフィス街の近くで充実したお酒のラインナップを揃えれば、仕事帰りのサラリーマンにアピールすることができますし、必然的に長い間滞在してもらえるようになると考えました。
まだ「成功した！」と言えるほどではありませんが、スタッフからは「結構注文が入っている」というフィードバックをもらっています。

まず、憧れていた「カレーを作る仕事」に携わっていること自体とても楽しいです。まかないで毎日カレーを食べているんですが、本当に飽きなくて美味しいんですよ。
それに、「自分が美味しいと思うカレーを、お客様に提供できること」そのものが自慢でもあり、大きなやりがいに繋がっています。エリックサウスで働けてよかったと感じる大きなポイントですね。

また、お客様、会社、スタッフと、いろいろな方から「評価」を受けるわけですが、一番気になるのはやはりお客様からの評価です。
Googleの口コミやXの書き込みなどから、自分のお店がお客様にどう写っているのか、お店に来られてどんな気持ちになっていただけたのか。
好意的な意見だけでなく、厳しい意見にも目を向けることで、よりよいサービス提供ができると信じていますし、一つずつ改善していけることにも面白さを感じています。

また、店長に就任してまだ日は浅いですが、リニューアル後、概ね高評価をいただいているのはとても嬉しいです。お客様から「以前よりよくなったね」と言っていただけた時は、本当に嬉しかったですね。天満店のお店のファンが増えてきていることを肌で感じられるのも、大きなやりがいです。

ただ、現在肌感覚での数字管理になってしまっており、今後通用しなくなると思うので、マーケティングを含めて勉強が必要だと感じています。

今は土台のある状態の店舗で店長をさせてもらっていますが、以前新店舗でスタッフとして働いた際にすごく苦戦したので、大阪エリア全体でエリックサウスのブランディングを考えていかなければいけないと思っています。

円相の職場としての魅力は、入社すぐの社員にもシステムやレシピなど、長い歴史の中で蓄積されてきた知識、ナレッジをオープンに共有してくれるところです。
正直、カレー好きにはすべてが宝物のような情報ばかりで、それに触れられるというだけでも入社した価値があると考えます。

また、会社として離職率を下げる取り組みや、スタッフの評価制度がちゃんとしているところも良いですね。飲食業界は未だ評価基準が曖昧なところも多い中、円相はその部分の改善に力を入れてきていることが伝わります。
明確な内容を提示してもらえると、自分なりに改善もしやすいですし、モチベーションアップにもつながりますよね。
飲食業界の古い慣習をブレイクスルーしてくれそうな期待感は、他の企業にはない魅力だと感じています。